お仏壇の飾り方

仏壇に果物をお供えする方法(個数や向き)仏具や半紙の使い方全手順

法要の準備などで、自宅のお仏壇に果物をお供えする場合、

いざ取り掛かったものの、色々と分からない事がたくさん出てくると思います。

今回は、

お仏壇に果物をお供えする方法・お供えの選び方や全手順を解説

ということで、浄土真宗本願寺派じょうどしんしゅうほんがんじはの法要を何度もしてきた当サイト管理人が、経験と知識をもとにお話ししたいと思います。

  • どんな種類の果物を選べばいい?
  • 桃をお供えしてはいけないと聞いたけど本当?
  • 果物用の仏具はどれを使えばいい?
  • お仏壇のどこに置けばいい?
  • ヘタの上下の向きや個数に決まりはある?
  • お供えし終わった果物を人にあげるのは非常識?

などなど、画像を使ってわかりやすく悩みにお答えしますので、普段の仏事にお役立て下さい。

お仏壇の果物でいいもの・わるいもの

浄土真宗にはお供えしてはいけないと決められている果物はありません。

しかし、お供えものとして向かないものもあります。

  • 臭いもの
  • 汁の出やすいもの
  • すぐに腐るもの

などは避けて、新鮮な果物を選びましょう。

桃を供えてはいけないのは曹洞宗のお盆行事

桃のお供えがよくないと聞いたことがあるかもしれませんが、

注意が必要なのは曹洞宗のお盆の「お施餓鬼」という行事の時だけで、お盆以外なら曹洞宗の方でも桃をお供えして大丈夫ということです。

なので、浄土真宗の方はお盆の時期に桃をお供えしても全く問題ありません。

お供えによく選ばれる定番の果物

参考までに、自宅のお仏壇にお供えする果物として人気のある定番をご紹介します。

りんご・バナナ・オレンジ・ぶどう・みかん・桃・梨・キウイ・柿

これらはスーパーで手に入りやすい果物ということもあり、年中手に入るりんご・バナナ・オレンジは私もよく購入してお供えしています。

季節によってお供えする果物を変えたりして、旬の恵みをお供えするといいでしょう。

通販の果物にはリスクがつきものです

通販での果物購入は個人的にお勧めしません、

季節や収穫状況に左右されて、希望通りの商品が届かなかったり、痛みのあるものが入っている可能性が少なからずあります。

お盆やお彼岸の時期にはスーパーなどでお供え用果物がセットで手ごろな値段で手に入るので、

そちらを購入していただいた方が確実です。

果物をお供えする時に必要なもの

果物、半紙、供物台のイラスト画像

準備するものは、

  • 果物(供物台やお皿にのる量)
  • 供物台1つ(無ければ大きめのお皿やお盆でもOK)
  • 半紙1枚(折って懐紙を作ります)

供物台くもつだいはお供え物に使う仏具で、果物などをのせて使います。

供物台くもつだいが無い人は、大きめのお皿やお盆を使ってかまいませんが、お仏壇に置いた時にお皿の裏で傷をつけないように何か敷くといいですね。

果物を用意する時は、あとでお下がりとして頂くことを考えて、なるべく食べきれる量を準備しましょう。

⇩我が家では、このくらいのサイズの供物台を果物用として使用しています。

⇩果物を数個のせるなら、お供え用和紙大サイズ25㎝×25㎝くらいがいいと思います。

お仏壇に果物をお供えする手順

3つの手順に分けてお供えの方法を説明していきます。

その1・半紙を折って懐紙かいしを作る

半紙を折って懐紙を作るイラスト画像

果物は直接供物台くもつだいにはのせずに、上の図のように折った半紙を敷いてお供えします。

このような紙を「懐紙かいし」又は「中折れ紙」と呼び、人や地域によって折り方が違うかもしれませんが、弔事では上になる紙を左側に少しずらして折るのが一般的です。
(慶事・平常では、上になる紙を右側にずらして折ります)

半紙の向きは平らな方がお仏壇

お仏壇にお供えする時の懐紙の向き

お仏壇には、平らな方を向けてお供えするので、向きに気を付けましょう。

(お供え専用の敷紙もあります)

その2・供物台くもつだいに果物を盛る

供物台に懐紙を敷いて果物を盛ったイラスト画像

果物の種類やそれぞれの大きさによって違いが出ると思いますが、いつも私がお供えする時にはだいたい上の図のように盛っています。

浄土真宗では、偶数や奇数といった数の吉凶はありませんので、果物の個数は気にせずに盛ってください。

お店で買ってきた果物の中には「お供えセット」としてパックに入ったものがありますが、そのままお供えするのではなく、特に法事などの場合には中を出してお供えしましょう。

みかん・柿・桃のヘタは上向き?下向き?

みかん・柿・桃などのヘタの向きが上か下かという話がありますが、浄土真宗の決まりはないのでこれといった正解はありません。

ヘタを下にして置くと保存が効くのと、転がりにくいので安定するといったメリットもあります。

また、バナナの先をお仏壇に向ける・向けないといったルールも耳にしますが、これも浄土真宗での明確な決まりはありません。

地域やご家庭での習慣による部分も影響するので、気になる方はご家族・近所の方・お寺さんに尋ねてみるといいでしょう。

その3・お仏壇に置いてお供えする

お仏壇に果物がお供えしてあるイラスト画像


私の方法ですが、果物は下段の中央に一か所置いてお供えしています。

そんなスペースがない!という方は、臨時でお仏壇の前に卓を用意することをおすすめします。

法事ではお仏壇にお供え物が増えるので、お仏壇がきゅうくつになりがちです、

おすすめとしては、いらない時にはどこかに収納できる「折りたたみ式」が重宝します。⇩

お供え用だけではなく、経卓として常用するのであれば、引き出し付きのしっかりしたタイプがいいと思います。⇩

ちなみに、食べ物のお供えの順番としては上から

  • 特に大事!⇨お仏飯
  • お供物1位⇨お餅
  • お供物2位⇨お菓子
  • お供物3位⇨果物

の順番で重んじられているので、基本的にこの順番で上から置くと覚えるといいと思います。

果物のお供えは1か所でいい(←個人的意見)

お菓子やお餅の場合だと左右一対でお供えするのが基本ですが、

家庭のお仏壇には果物を2か所置くスペースは難しく、

後で頂くことを考えれば1か所にお供えするのが一般的ではないでしょうか?
(私はいつも下段の中央に1か所お供えしています)

お仏壇の中に置けない場合には、お供え物用のテーブルをお仏壇の前に用意して、そこに置くといいでしょう。

お供えした後の果物は腐る前に食べましょう

基本的にはその日のうちにお供えしていた果物を下げて、阿弥陀如来あみだにょらいからのお下がりとして頂きます。

法事などの時には、出席していただいた人におすそ分けしてもいいですね。

浄土真宗の食べ物をお供えする意味は、亡くなった人や仏様に食べていただく為ではなく、

私達が生きていく為に必要不可欠な「食」は阿弥陀如来あみだにょらいのお恵みであると考え、感謝の気持をもってお供えする

という意味になります。

人から頂いたお供え物も同じです、お仏壇の周りのスペースに置くなどして感謝の心を表しましょう。

よその家のお仏壇のお供えものは嫌だという人も…

お仏壇のお供えものを誰かにおすそわけする事は悪い事ではありませんが、

中には以下のような考え方をする人もいらっしゃるのが現実です。

  • 縁起がわるい
  • よそのお仏壇のものは気持ち悪い
  • 線香臭いからいやだ
  • 人として非常識
  • 何かがとりつきそうで怖い

浄土真宗では「霊」や「魂」といったものは無いと考える宗派ですが、教えをよく理解していなかったり、そもそも宗教に興味の無い人も大勢います。

おすそ分けする相手との関係性が悪ければ、こちらが何をしても嫌がられることも多々あります。

そういった場合にはこちらの気持ちを押し付けずに、おすそ分けしない判断も必要です。

食べ物を無駄にしないのは大事なことですが、もし誰かにあげる時には常識として傷みかけたものではなく、美味しくたべれるうちにおすそ分けしましょう。

[お菓子をお供えするならこちら]お仏壇のお菓子・供え方や置く場所は?高坏や半紙で飾る方法

まとめ

・浄土真宗ではお供え物の果物の種類に決まりはない

供物台くもつだいに半紙を敷いてから果物を盛る

・お仏壇への置き場所は下段

・人にお供えをおすそ分けする時には美味しくたべれるうちに

・人によってはお供えものを嫌がられる可能性も

小型仏壇の方は、お皿に半紙を敷いてりんごを1つお供えするだけでもいいと思います。

お仏壇のサイズに合う方法を臨機応変に工夫されてみてください。

記事内で紹介した商品のおさらい

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