お仏壇のお供えで何がいいのか悩んでしまう「お菓子」ですが、そんなあなたに当サイト管理人である私の経験をもとにおすすめのお菓子を約20個まとめました。
- 法事の準備で自宅のお仏壇用のお菓子に悩んでいる
- お供えのお菓子を贈る時に何がいいのか知りたい
- いつも同じお菓子になるので違うものにしたい
という、お菓子の選び方について知りたいあなたへ、
お仏壇のお供えお菓子・おすすめ20と選んではいけないもの
ということで、お仏壇のお供えとしてよくないものもあわせてご紹介します。
⇩お仏壇にお菓子をお供えする手順は以下からどうぞ
仏壇にお菓子をお供えする方法・高坏や半紙を使った全手順(浄土真宗)
お仏壇の法事に使えるお菓子をまとめて紹介
和菓子のイメージが強いと思いますが、実はそんなことはなく、洋菓子でも全く問題ありません。
ここでご紹介しているお菓子の中には、
口コミや評判が良く、基本的に熨斗対応有りのものを選んではいますが、
気になる商品があれば、ご自身でもよく内容を確認されてから申し込みをすることをおすすめします。
最中・練り切り生菓子

もなかや練り切りで作られた生菓子は、贈答用などの高級品も多く、お仏壇へのお供えとしてもお菓子の中では上位の位置づけです。
もなかに関しては「お供え物で失敗したくない人」におすすめです、
練り切りの生菓子は、日持ちしないのでお供えしたらすく頂くようにしましょう。
通販だと、以下のような冷凍便で届く生菓子もありますよ。
マカロン

女性やお子様の人気が高く、小豆が苦手な方はもなかの代わりにマカロンもいいですね。
形もかわいくて色どりもいいので、モダンな家具調のお仏壇にもよく合うと思います。
落ち着いた色がいい場合はショコラ系のマカロンがお勧めですよ。
どらやき

お仏壇の定番「どらやき」ですが、
和菓子店はもちろん、スーパーの和菓子コーナーにもほぼ置いてあるので、とにかく手に入りやすくて助かる一品です。
大きなどらやきは1つでもお仏壇の中にボリューム感が出るうれしいお菓子です。
どんな法要でもOKで、贈り物としても重宝される品です。
まんじゅう系(栗饅頭・上用饅頭)

お饅頭全般は、どんな種類でもお供え物として最適で、こんもりと丸い形をしているので、高坏や段盛りに載せた時に見栄えが良いです。
上用饅頭(本来は薯蕷饅頭)とは、山芋などを使った皮であんを包んだ 主に贈答用として扱われる高級なお饅頭です。
お供えの贈り物としてお饅頭を選ぶなら、上用饅頭もおすすめです。
普段とは違ったお饅頭を取り寄せるのも、法事の楽しみとしていいと思います。
桜もち・笹団子(ちまき)・かしわ餅

4月~5月の時期にはこういったお供えをされる方も多いのではないでしょうか?
時期的なものなので、年中手に入るものではありませんが、好きな方も多いのでお供え物として贈っても喜ばれるお菓子です。
季節を取り入れたお菓子で春を感じてはいかかでしょうか?
自宅のお仏壇用に購入して、御供えし終わったらみんなで頂くのに良さそうですね。
通販で人気の笹団子を紹介しておきます。
カステラ

カステラはお子さんのいらっしゃるご家庭などでは、お下がりを頂く時に喜ばれる品ですね。
卵が使ってあるのでアレルギー等には気を付けていただきたいのですが、法要や季節を選ばず比較的手に入りやすいお菓子です。
長いものは切ってお供えし、小分けタイプなら開けずにそのままお供えしてもいいと思います。
⇩こちらの商品は10切れにカット済みです、プリザードフラワーとセットになっていますよ。
お団子

白いお団子のお供えは、地域や家庭によって「作り方・積み方・数」などが決まっている場合もあります。
「枕団子・迎え/送り団子」といったものが有名で、ご自宅で作る方もいらっしゃると思います。
⇩贈り物としてのお団子もいいですね、これは柔らかくて本当においしそうな品です。
ようかん・ゼリー

ようかんと聞くと、長い一本のものを想像しがちですが、小分けタイプのようかんもあるので、そちらだとそのままお供えできるので簡単です。
いもようかんや栗ようかんなどの、黄色い色が入ったものもいいですね。
夏にピッタリなゼリーや水ようかんは、開けずにカップのままお供えして大丈夫です。
見栄えが綺麗なので、みんなが思わず笑顔になる贈り物にも最適な品です。
⇩こちらの商品は口コミの評判が良く、お盆のお供え用として贈るのにも最適です。
落雁(らくがん)

昔からお盆やお彼岸に欠かせない落雁です、お盆やお彼岸の時期にはスーパーでよく見かけますね。
ほとんど砂糖のかたまりなので、お供え後にどうすればいいのか困る人も多いですが、
ビニール型の中にサラサラの状態の砂糖が入っているものだと後でお料理に使えるのでおすすめです。
自宅のお仏壇に飾るためであれば、スーパーで購入したもので十分ですが、
以下のような贈答用の干菓子(落雁)は、見た目も繊細でより華やかです。
洋菓子(クッキー・マドレーヌ)

洋菓子は私もよくお仏壇にお供えしています。和菓子じゃないといけない決まりは浄土真宗にはないので、問題ありません。
ただ、シュークリームなどの柔らかくてクリームの出るようなものや、室温で解けてしまいそうなチョコレートは、お仏壇や仏具を汚してしまう可能性があるので避けます。
ショートケーキなどもお仏壇にお供えするにはふさわしくないので、扱いやすくて賞味期限の長い「焼き菓子」がいいでしょう。
洋菓子の詰め合わせはどこのデパートでも購入しやすいのですが、なるべく外出を自粛されたい方は、
⇩こちらの詰め合わせがお手頃だったので、ご紹介しておきますね。
こんぺいとう

こんぺいとうは袋もかわいいデザインが多いので、出さずに袋のままお供えしていいと思います。
手間暇かかって作られるこんぺいとうは高級品も多く、色とりどりの一粒一粒がお仏壇を華やかにしてくれると思います。
⇩こちらの商品は箱が小さく、無理なく食べきれるサイズです。
味も美味しく、外観もきちんと包装してある商品です。
ぼたもち・おはぎ

忘れてはならない「ぼたもち・おはぎ」ですが、実はこの2つは全く同じもので、時期によってぼたもちとおはぎに呼び方が変わります。
ぼたもちは春のお彼岸の牡丹の花が咲くころのもので、おはぎは秋のお彼岸の萩の花が咲くことのものです。
わが家は年中おはぎと呼んでいますが、母と手作りした時には必ずお仏壇にお供えしてからみんなでお下がりを頂いています。
作りたてが一番おいしいので、手作りするか、お店で購入することをおすすめしますが、
通販で購入するなら冷凍で送られてくるので、常温で4~5時間解凍してどうぞ。
塩豆大福・いちご(フルーツ)大福など

塩豆大福は年中手に入りますが、フルーツを使った大福は種類も多く、それぞれ旬の季節によって販売時期が異なります。
12月~4月が旬のいちご大福もいいですが、夏のマスカット大福もいいですね。
粉がついてしまうので、袋から出さずにそのままお供えして、賞味期限が短いので、その日のうちに頂ける数を準備しましょう。
フルーツ大福は店舗で購入した方が新鮮でおいしくいただけると思いますが、
通販で贈答としても人気のある「みかん大福」もご紹介しておきますね。
お煎餅

私の個人的な意見なのですが、法事などで頂きもののお菓子の中でお煎餅があるとすごく嬉しいです。
法事の準備で家のお仏壇を飾る時に、お供えするお菓子はどうしてもお饅頭などの和菓子が中心になってしまうので、塩味系のお菓子は貴重な存在です。
お仏壇のお菓子を考える時に、ほとんどの人があんこ系の甘いお菓子を思いつくとは思いますが、こういった塩味系お煎餅は、意外と喜んでもらえる一品だと思います。
⇩こちらの商品は「木の葉おかき×1」と「お茶の葉×2」がセットになった気の利いたとても良い品ですね。
中身は一口サイズの美味しそうなお煎餅が入っています。
お仏壇のお供えに選んではダメな物
- 酒・ビール
- タバコ
- 魚
- 肉
嗜好品や生臭いものは避けましょう。
浄土真宗では、お仏壇にお茶を入れた湯茶器や、水の入ったコップなども置きません。
普段のおやつで食べるような、スナック菓子などの袋菓子もお供えとしてはあまり向いていません。
あくまでも阿弥陀様へのお供えとして考えて選ぶようにしましょう。
[⇩お菓子のお供え方法はこちら⇩]仏壇にお菓子をお供えする方法・高坏や半紙を使った全手順(浄土真宗)
まとめ
・食べ物のお供えは「仏様(阿弥陀如来)への感謝と敬いの心を表す行為」
・和菓子のイメージが強いが、洋菓子でも全く問題ない
・嗜好品、生臭いもの、スナック菓子などはお供えしない
お供え物を何にしていいか悩んでいる人も、あまり難しく考える必要はないと思います。
その気持ちだけで本当にじゅうぶんだからです。
どうしてもマナーや作法が心配な方は、自分1人で考えるのではなく、周囲に色々と相談して意見を聞いてみるのが一番です。
当サイトが少しでもヒントになり、あなたのお役に立てればと願っています。