気温が低くなる時期はお年寄りや
病気の方が急にお亡くなりになる事が
多くあります。
そんな時に寒い中で葬儀に出席する際に
防寒着として喪服のうえに
羽織る物などが必要になってきますね?
今回はそんな葬儀の寒さ対策として
どんなものがふさわしいかお話ししていきます。
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冬の葬儀にはコートが必要
冬場に通夜・葬儀に出席する場合に
室内では脱ぐものの、
やはりコートなどの防寒着は必要と
なってきすよね?
普段使いのコートとは別に、
黒のフォーマルなものを1つ持っておくのが
一番いいのですが、
基本的には飾りや柄のない
シンプルで無地の黒いコートが
一番理想ですね?
デパートなどのフォーマルウエアや、
専門店で購入すると、それなりのお値段が
かかってしまうので、
数回着るかどうかわからないものに
何万円もかけるより、
安くてもいいのでシンプルなものが
1つあれば周囲の目を気にせず葬儀の場で
着用できるのでお勧めします。
色としては、黒がなければ
せめてグレーや紺色の地味な色の
コートがいいと思います。
コートの色よりも気を付けたい事
黒いコートが無い方はグレーなどの
色を選ばれることもあると思いますが、
急な葬儀でもこれだけは避けて頂きたいのが
毛皮やファーのついたコートです。
動物の毛は殺生を意味します。
もし、取り外しが可能な襟元だけのファーなどは
外した状態で着用されて下さいね?
若い人だったら若さゆえの仕方なさとして
見られても、
大人の女性が葬儀の際に
毛皮やファーを付けるのは悪る目立ち
してしまいます‥。
喪服・靴・バック・お念珠は最低限
揃えておきたいですが、
ついつい準備を忘れがちな
冠婚葬祭用のコートは
1つあった方が良いと思います。
コートの決まりは地域によって考えが様々
冬の通夜は、夜の特に冷え込む時間帯にあることと、
葬儀でも出棺や火葬場までの移動など、
防寒着は必須です。
北日本の豪雪地帯では氷点下になることも
日常的で、そんな中での通夜・葬儀では
中にきちんと喪服を着ていれば
フード付きダウンジャケットや
毛皮のコート、手袋、長靴、
といった服装でも大丈夫な地域もあります。
寒さで参列者の方に何かあってはいけないので
雪国では服装の決まり事よりも寒さ対策重視の
所が多いようです。
特に寒さの厳しい地域では、服装のマナーよりも
中に喪服さえきていれば、細かい決まりは無いようです。
通夜・葬儀にタイツをはいても大丈夫?
喪服はほとんどの方がスカート
だと思います。
しかし、冬場にストッキングでは薄くて
寒いとの女性の声も多いです。
私も通常はストッキング(黒)を着用
しますが、冬場ではタイツの時も
仕方ない場合もあります。
基本的にはストッキングが正装
であることは知識として
知っておいた方が良いと思います。
迷うようでしたら、
きちんとした正装で参列されると
間違いないと思いますよ?
まとめ
一般的には暗い色のフォーマルコートが
あれば、
葬儀の為だけでなく、
仕事用やフォーマルの席にも活用できるので
一着持っておくことをお勧めします。
注意点としては、毛皮やファーが
ついてないものにしてください。
急な葬儀で困ったときには、
家族や友人に借りたりすることもできますが、
しかし、いつ誰が亡くなるか分からない
事なので、
常に出せるようにクローゼット等に
準備しておくことをお勧めします。
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