墓じまいの費用の相場は?お寺の檀家をやめる離壇料やお布施の金額は?

墓じまいの費用の相場は?お寺の檀家をやめる離壇料やお布施の金額は?

 

墓じまいとは、お墓のお世話が今後
困難となり、遺骨を取り出して
墓石の撤去、墓地を更地に戻して
管理者へ返す事ですが、

その「墓じまい」に関わる全ての費用
ついてお話ししたいと思います。

そして、もしそのお墓がお寺の
敷地内にあり、お墓の撤去とともに
門徒(檀家)をやめる場合など、
お寺へのお布施(離壇料)は
どうすればよいのかといった事も
あわせてお話しします!

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墓石の解体や撤去の費用はいくらかかる?

norimono_crane出典:1.bp.blogspot.com

墓石の大きさや数、
墓地の面積によって費用が
かわってきますが、

そもそも

クレーン車などの機材が墓地の
側まで入れるかどうかも重要になってきます。

 

墓地が作業しにくい場所にある場合は
墓石の移動や積み込みなど、人の手での
作業になってしまい、

時間がかかったり
費用に影響が生じる場合があります。

 

業者によって、作業が困難な工事の場合
割増料金
として10%~20%発生します。

 

基本的な費用の考え方としては、

 

・墓地面積

・一基あたりの値段

 

が業者ごとにいくらなのかが決まっています。

相場としては、

 

墓地面積1㎡あたり5万~10万

墓石1基あたり20万~50万

 

が一般的な相場と言えると思います。

納骨室に太い鉄筋が入ってたりすると
作業が困難となり、費用が掛かってしまうようです。

事前に墓地の周辺や、
急に割増料金が発生しないように確認
しておくといいですね?

 

お墓から御霊・お性根抜きをするのは間違い?

 

ここでよく言われがちのは、
遺骨を取り出す際に

「お墓から魂抜きをしてただの物に戻す」

といった説明がよくされていますが、

 

浄土真宗では

「閉眼法要」

「魂抜き」

「お性根抜き」

といった言い方はしません。

 

お墓そのものに故人の霊や魂が
宿るといった教えではなく、

すでに故人は亡くなると同時に
「お浄土=極楽浄土」へ
還られるといった教えなので、

 

お仏壇やお墓を移動する際には

浄土真宗では
遷仏法要(せんぶつほうよう)
といいます。(もしくは遷座法要

と言います。

 

気になるお布施の金額は?

 

この遷仏法要にかかるお布施はおおよそ
3万あたりが相場です。
(地域やお寺によっては違いがあります)

「お布施」は僧侶への読経料や御礼では
ありませんので、
浄土真宗の方でしたら

「おことづけして申し訳ありませんが
(阿弥陀様に)お供え下さい」

と言ってお布施をお渡しするのが
正しい門徒の作法です。

 

遺骨の取り出しは、石材屋に相談される事を
おすすめします。
(墓石の扱いや重たい骨壺の移動が困難な
場合がありますので)

 

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新しくお墓を建てる場合にかかる費用は?

osoushiki_ohaka出典:2.bp.blogspot.com

 

一般的に墓石代の平均価格は
142万円です。

これはあくまでも墓石代のみの相場
ですので、墓地の使用料や、管理費は
別途必要となります。

墓地の種類は

・公営霊園

・民間霊園

・寺院墓地

・共同墓地

といった種類があり、土地の使用料や
永代使用料が異なり、面積や格式、
地域差も違うので
考慮しなければなりません。

浄土真宗では、
墓石に無駄な装飾や、五輪塔などは必要
ありません。浄土真宗のお墓の建て方については
こちら
 
お墓の建て方は?浄土真宗では墓石に家の名を刻まない?

をご参考にされて下さい。

 

なるべく費用をおさえたいのであれば、
公営霊園へお墓を建てるのも手ですが、

今後お寺との縁を新たにして
近くのお寺の墓地(寺院墓地)を探したり、
納骨堂を探したりして、仏縁を繋ぐ事も
お勧めします。

 

 

納骨堂に遺骨を納める場合にかかる費用

 

寺院の納骨堂へ納めた場合は
一般的に65万くらいです。

※内訳としては

・納骨堂50万

・年5千円の納骨堂管理費×30年分
15万円

合計65万円です。

 

納骨堂の金額が一律のお寺もありますし、
大きさや広さ、グレードによって料金が異なる
場合もありますので、
希望に沿った納骨堂を考えられてください。

 

管理費は一括で納めたり、
毎年ごとに収めたりするので、こちらも
管理者の方へよくご確認下さい。

 

そして、納骨堂にも個人用や家族用が
あります。

今後の管理や、お墓を持たない
ご家庭ではその点も考慮されてご検討下さい。

 

納骨堂(個人用)‥10万~50万

納骨堂(家族用)‥50万~150万

が一般的となっています。

 

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新しいお墓や納骨堂に遺骨を入れる「納骨法要」にかかるお布施はいくら?

 

遺骨をお墓や納骨堂へ納める為の法要が
あります。

浄土真宗では「開眼法要」や
「魂入れ」
「お性根入れ」とはいいません。

 

理由は先ほどの遺骨の取り出しの時と同じく、

故人の霊や魂は遺骨やお墓などに無いという教えからです。

 

お墓に遺骨を納める場合には

納骨法要(式)といった表現となります。

こういったお布施も3万円あたりが相場では
ないでしょうか?

(お墓を新しく建てた場合には
建碑慶讃法要(建碑式)
といった法要もありますが、建てると同時に
すぐに納骨であれば、建碑式と納骨式の2つの
意味合いを兼ねてお布施を多めに包むなど、
対応されて下さい。)

 

金封の水引の色で迷うようでしたら、
無地の白い封筒に「御布施」と表書きして、
その下にお名前を
書かれて用意されて下さい。(縦書きです)

 

納骨に関しては、浄土真宗の門徒の方なら
大谷本廟(おおたにほんびょう)
への納骨も盛んに行われています。

 

 

お寺の檀家をやめるなら離壇料を納めないといけない?

 

もし、お寺の墓地にお墓があって
いままでそのお寺の檀家
(浄土真宗では門徒という)
になっていたものの、

今後は新しいお寺に変わったり、
これを機にお寺との関わりを最後としよう
といった理由から、
離壇料を納める事があるそうですが、

一般的には
5万円~20万円程度と言われます。

 

これがいくらとは決まっていないので
トラブルになりやすいのですが、
何百万という離壇料をご住職から
請求されたというとんでもない話も
あります。

しかし、法外な金額を支払う義務は
一切ありません。

揉めるようでしたら
地域の法律センターや、行政書士さんへ
相談することをお勧めします。

 

そもそも、浄土真宗では「離檀料」という
言葉は存在しません。

浄土真宗のお寺をやめさせてもらう為に住職が
金銭を要求することもありませんが、

今までのお付き合いに
見合ったお布施を包む事をされる方が
多いのではないでしょうか?

 

第一、お墓を人質に離壇を拒んだり、
数百万の離壇料を請求してきたりと、
改葬を許可するのは市町村長であり、
ご住職ではありません。
離壇を拒む行為は憲法第20条の信教の
自由に反する行為にあたると思われます。

 

墓じまいを専門業者に代行してもらう場合の依頼料は?

 

様々な代行業者がありますが、
代行料金は安くても20万くらいは
考えられた方がいいと思います。

便利な点は、
各種証明等の書類の手続きに関しては
難しい事も多いので、
行政書士の手続き代行を行っている
業者を選ぶのもいいと思います。

 

しかし、注意点としては、
オプションでお坊さんの派遣や、
不必要なメモリアル商品、
無宗教者むきの墓石の販売等、
本来の浄土真宗の形から大きく外れた
サービスも多くあります。

不要な選択をされないように、
代行を依頼するのであれば、
自身の宗派の勉強や
お寺への相談もあわせてされることを
お勧めします。

 

墓じまいに関する書類関係の発行費用

 

改葬許可証…1枚あたり数百円

市区町村の役場に改葬許可証などの
発行をしてもらわないといけません

 

戸籍…1枚あたり700円前後

必要になった場合のみ
(自治体によって値段が違う)

改葬許可申請書には、記載すべき項目が多く、

・故人の死亡年月日
・死亡時の本籍地
・住所
・申請者との続柄

などを記入する必要がある為、
かなり古いお墓の場合は、
戸籍をさかのぼって取り寄せないといけません。

市町村役場の窓口で
戸籍に詳しくない方が
すべて取り寄せる事はとても難しいと思います。

こうしたことからも代行サービスや
行政書士さんの依頼をされるが
多くいらっしゃいます。

 

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まとめ

money_bag_yen出典:3.bp.blogspot.com

 

墓じまいは本当に大変な作業です。
お金もかかります。

墓じまいに関してあるご住職の意見の中には、

「自身の都合でお墓をあちこち移動することはせず、

子や孫が、自分の先祖が住んだ遠方の土地まで
お墓参りをすることで、

自身のルーツを知る仏縁を通したよい機会にもなる」

といった事を言われる方もいます。
たしかに良い事ですね?

しかし、故人への思いが代が遠くなるほど
薄れるのは人間の仕方ない所ではないでしょうか?

無縁仏よりかは近くに改葬する手段も致し方ありません。

ご自身の思いと、ご家族、ご親類で
よく検討されてよいご判断をされて下さい。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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