初盆の御仏前・香典の金額の相場は?提灯料と浄土真宗の常識

初盆の御仏前・香典の金額の相場は?提灯料と浄土真宗の常識

亡くなってから初めて迎えるお盆を
初盆といいますが、

そんな中、参列者が用意するもので悩むのが
「御仏前」「御香典」ではないでしょうか?

初盆法要に包む金額の相場や表書きは何が正解なのか?
提灯料(ちょうちんりょう)は必要なのか?

今回は初盆法要に出席者(参列者)が用意する
お金にまつわる知識や、

浄土真宗の知っていただきたい基礎知識も
お話ししたいと思います。

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表書きは「御霊前」ではなく「御仏前」が正しい

出典:https://4.bp.blogspot.com

お盆について多くの情報がネットにありますが、
「ナスやキュウリ」「先祖の霊が帰ってくる」
「迎え火・送り火」
と解説してあるものは浄土真宗ではありません。

(盆提灯は各家庭や地域によって
飾る場合もありますが、浄土真宗では行わないことになっています。)

そうした情報によって特に間違えやすいのが
金封の表書きです。

 

お店で購入する時に、すでに表書きが印刷された
金封がありますが、

浄土真宗では「霊」という言葉を使わないので、
御仏前(ごぶつぜん)」が正しい表書きです。

間違って「御前」を買わないようにしましょう。
自分で表書きを書くときも間違えないようにして下さい。

金封を用意する場合では、黒白の水引になりますが、
地域(関西など)によっては

黄白の水引の金封も使うところがあるそうです。

 

49日までは御霊前じゃないの?

 

よく49日までは「御霊前」を使うと言われますが、

浄土真宗では死即往生(往生即成仏)といって
「亡くなった方は直ちに極楽浄土へ還られて
ほとけ様となられる」

という教えから、通夜・葬儀~49日まで
の期間であっても「御仏前」と書くのが正しい表書きです。

間違えてしまっていても、この機会に覚えて頂ければ
大丈夫です。浄土真宗の人からみればよくある話です^^

 

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初盆を含む仏事に使える表書きの種類

 

亡くなられた方を縁とする仏事に
出席する場合には、以下の表書きを使います。

・御仏前(オールマイティに使える)

・御香資(地域によってはよく使われます)

・御香典(葬儀で使われる事が多い)

・御供(法事・法要に招かれた時)

 

浄土真宗の本の中には「御香典」は葬儀の
時にだけ使うといった内容もありましたので、
よく分からなければ「御仏前」をおすすめします。

 

初盆の金額はいくら包む?相場は?

 

金額を考える時の目安として
法要後の食事代やお返しを貰う事をふまえて、

大人1人当たり約1万円として考えましょう。

それを基準として、あとは亡くなられた方との
関係を考慮したり、ご自分の無理のない金額で調節して下さい。

 

祖父母や両親などの初盆

 

1人で出席なら1万円~

 

・夫婦で2人で出席なら2万円~

 

家族で出席なら2万または3万円~

(世帯ごとで御仏前を包みますが、
家族の人数が多ければそれに見合った額を増やします。
ただし、子供が小さければ子供の分は不要です。)

 

姉妹や兄弟の初盆

 

・1人で出席なら1万円~

 

・夫婦2人で出席なら2万円~

 

・家族で出席なら2万または3万円~

 

叔父・叔母や従兄弟の初盆

 

・1人で出席なら5千円または1万円~

 

・夫婦2人で出席なら1万円~

 

・家族で出席なら1万円または2万円~

 

近所・友人として初盆に参列なら

 

・3千円~5千円あたり

(近所の方は、地域の話し合いで
冠婚葬祭の包む金額が決まっている場合があるので確認しましょう)

 

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新札や数字に気を遣う必要はありません

 

仏事においてよく言われがちなことですが、

金額の数字が奇数だったらいけないとか、

「4」や「9」は死・苦なので不吉だとか、

新札を包むのは失礼だとか、

沢山の迷信がありますが
浄土真宗ではそのような事を心配する必要は
ありません。

まじないや占い、祈祷や日の吉凶なども、
一切関係ありません。

ネットの情報にはいかにも作法やマナーとして
注意を促す記事が多くありますが、
浄土真宗ではそのような作法や決まりはありません。

 

浄土真宗に「御提灯料」は必要ない

 

浄土真宗のお盆に
本来は盆提灯(ぼんちょうちん)は不要です。

ただ、

「浄土真宗としてはお盆に提灯を飾る行事はありませんよ」

という事で、各家庭単位で提灯を飾る・飾らないは自由です。

お寺さんも気にしませんし、ダメともおっしゃりません。

当サイト管理人の実家(浄土真宗)では
毎年出していますが、見れば綺麗でいいものだと感じます。

ただ、宗教上のプラスになるものでもなければ、
マイナスになるものでもありません。

特に必要だからとわざわざ用意するものでは
ありませんので、無理して買う事もありません。

そういった事をふまえると、
親戚が「御提灯料」をおくるといった習慣は
浄土真宗には無いので包む必要は無いという事です。

 

袱紗(ふくさ)や渡す向きについて

 

金封はそのままカバンなどに入れずに
袱紗(ふくさ)に包むのがマナーです。

金封を大切に扱う気遣いを表し、
水引が乱れるのを防いでくれます。

自分で包むタイプの袱紗は以下の手順で
包んで下さい。(不祝儀用の包み方です)
        

お寺で法要がある場合には施主のご家族へ
手渡すのが無難だと思います。

手渡しの場合には袱紗から出して
相手から字が読める向きにしてから
「お供え下ください」と一言添えて渡しましょう。

自宅で初盆の法要がある場合には
お仏壇の周辺にある台などに金封を供える場合もあります。

すでに誰かが金封をお供えしていれば

自分から見て字が読める向き
にしてお供えして合掌・礼拝します。

数珠・念珠についてや
正しい合掌・礼拝の作法は
こちらをご参考にされて下さい。
     
数珠の選び方・房の種類は男女で違う?浄土真宗用おすすめは?

 

まとめ

今回ご紹介した金額であれば、
高過ぎず安過ぎずな相場だと思います。

大人1人あたり1万円を基準に
故人との関係や、
世帯で出席なら人数を考慮してお考え下さい。

なお、
浄土真宗では先祖の霊を供養するために
法要をするのではありません。

通夜・葬儀~回忌法要の全てにおいて
生きている私達が亡き故人の働きによって
仏縁にあわせて頂いています。

浄土真宗のお墓参りの方法もまとめていますので、
是非こちらもご参考にされて下さい。
     
浄土真宗の正しいお墓参りの方法!花・水・線香の準備や拝み方は?

夏の通夜・葬儀の服装で半袖は?喪服は肌を見せたらダメ?

 

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