浄土真宗の法名(戒名)の文字数は?院号がつくと値段が高い?

浄土真宗の法名(戒名)の文字数は?院号がつくと値段が高い?

浄土真宗では、亡くなった門徒の方に
法名を付ける時に、
浄土真宗では戒名とは言いません

遺族の方の希望で「院号」を法名の
上に付ける事があります。

一般的な法名の値段の相場や、
「院号」とは何か?

さらに法名の字数が多いほど良いもの
なのかなど、お話ししたいと思います。

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釋○○だけの三文字は位が低い?

出典:http://3.bp.blogspot.com

法名をまだもらっていな人が亡くなった場合に
一般的には通夜・葬儀を執り行うお寺のご住職が
法名を授けることになります。

その際に、「釋○○」の三文字をいただく事が
ほとんどだと思います。

その際に、ご遺族の方の中には

・三文字って短すぎない?

・これでは死後の位が低いのでは?

・払うお金が少ないから三文字?

・字数が多いほど位の高い良い法名では?

といった疑問をもつ方がいらっしゃるかもしれません。

当サイト管理人も、通夜・葬儀の場で

「浄土真宗は戒名がシンプルだな~」
(↑法名が正しい言い方です)

といった声を聞いたことがあります。

しかし、浄土真宗では法名とは

釋○○

の三文字です。

 

他宗派では長い「戒名」もたくさんありますが、

浄土真宗の場合、

文字数が多いほど位が高いとか、

三文字だけで故人が可哀想だとか、

思い悩むのは間違いです。

 

法名の「釋」ってどんな意味?

 

釋という文字が法名の最初につくのですが、
この意味としては、

お釈迦様のお弟子になるということです。

釈迦の「釈」の字の旧字体で「釋」です。

以前は女性に対して釋のあとに「尼」が
つくこともありましたが、

ただ性別を表すためのものであって
これも字数が多くなるから良いといったことではありません。

 

浄土真宗では法名以外はつけません!

 

浄土真宗には修行がないので、
そもそも「戒名(かいみょう)」といった
言い方をしません。

戒名と言うのは、自力修行を目指して
受戒した人に対して授けられる名前だからです。

 

なので、自力修行や受戒を必要としない
浄土真宗では、

「法名(ほうみょう)」が正しい言い方です。

 

浄土真宗のみ教えでは、
生前の社会的地位や修行の度合いによって
死後の「位」が決まるのではなく、

 

「信心1つで皆等しくお浄土へと
生まれる事が
できる」

 

といった教えです。

 

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法名は、実は生前にいただくもの

 

亡くなった方には生前の俗名とは別に法名が授けられます。

しかし本来、法名というものは、生前に頂くもので、

仏弟子となって
浄土真宗の門徒としてその教えに帰依する
という誓いをたてて授かるものです。

 

おかみそり、又は帰敬式(ききょうしき)
というのを授式すると、法名をいただくことができます。

(帰敬式について詳しくはこちら)
      
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門徒の方で、まだ法名をいただいていない
なら、できるだけ早いうちにいただくといいですね?

 

霊位・位・居士(こじ)・大姉(だいし)は使わない

 

浄土真宗では、法名以外の部分で

「霊位」

「位」

「居士(こじ)」

「大姉(だいし)」

といった言葉をつかいません。

しかし、法名以外に「院号」が付く場合があります。

 

院号とは何?

 

院号とは、

宗門やお寺の存続や発展に貢献した人を
たたえる意味で贈られるものです。

分かりやすく言えば、お寺の維持や活動の為に
お金を一定額以上本山へ納めた方に対して
そのお扱いの1つとして交付されるものです。

 

具体的には通常の場合、

「永代経懇志(えいたいきょうこんし)」

というものを本山へ納めます。

 

※昔は例外として、毎日お寺の掃除をしていた
熱心な門徒のおばあさんが亡くなった時、

お寺側の感謝の気持ちとして特別に
院号をいただいたというお話もあります。

 

永代経って何?

 

永代経とは、永代読経(えいたいどっきょう)の略で、

「末永く(永代に)お経が読まれる」

という意味があります。

 

よく間違いがちなのが、永代経という
お経があるのかと勘違いする方が多いのですが、
それは間違いです。

お寺が存続して、み教えが繁盛し続けるように

という願いが込められた意味でもあります。

 

そういった志を持って、ある程度まとまった
お金や仏具などをお寺へ納めるのが「永代経懇志」
なのです。

なお、本山へはご住職が取り次いで進納する
形となりますので、

お寺へ届け出て、分からない事があれば
ご住職へご相談されるといいと思います。

 

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喪主に対して院号をつけるか相談がある場合も

 

法名を生前にいただいていない故人の場合は
お寺のご住職から本山の門主に代わって
法名をいただくことになるのですが、

そこで、

「院号をつけますか?」

なんて尋ねられる事があるかもしれません。

 

なんだかお金で院号を買う様な聞こえ方
をしてしまいますが、そういった事から

「院号料は高い!」

なんて誤解を招いてしまうのかもしれません。

先ほども言ったとおり、

「院号料」ではなく、納めるのは

「永代経懇志」です。

末永い門宗の発展を願って納めるものであって、
故人への供養とか法名をグレードアップ
させる為のものではありません。

そこをご理解いただいてお考え下されば
と思います。

 

まとめ

出典:http://2.bp.blogspot.com

浄土真宗では基本てきな法名として
三文字でした。

「釋○○」

という法名をいただき、死んでからではなく
「仏教徒としての自覚を持っていきる」
といった意味合いから、
生きている間にいただくのが本当です。

(キリスト教のクリスチャンネーム
みたいなものに似ていますね)

「釋」という文字がつくのは
お釈迦様の弟子となるという意味があり、
皆さん同じです。

そして、
法名の文字数は多ければいいのではなく、

また、院号もお金で買うものではなく

宗門発展の為に本山へ「永代経懇志」を
収めた方へ交付されるものでした。

浄土真宗を開いた親鸞聖人でさえ

「釋親鸞(しゃくしんらん)」

です。

法名について字数を気にしたり
値段を気にすることは必要ありません。

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