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お寺

大晦日の除夜の鐘は何回つく?煩悩の意味や数とお寺の除夜会とは?

大みそかの風物詩として
「除夜の鐘」がありますが、

新年へと日付の変わるころに
近所のお寺から聞こえてくる
といった経験がある方も多いのでは
ないでしょうか?

今回は、鐘をつく回数や理由、
煩悩についてお話しをしたいと
思います。

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どうして「除夜の鐘」と言うの??

joyanokane
出典:3.bp.blogspot.com

もともとお寺の鐘は梵鐘(ぼんしょう)」
と言いう名前がついています。

朝と夕に決まった時刻についたり、
法要時にも鳴らして、開始を知らせる役割が
ありますよね?

子供の頃、外で遊んでいて
鐘が鳴ったら家へ帰っていたという方も
いらっしゃると思います。

そんなお寺の鐘ですが、大晦日には

「除夜の鐘」(じょやのかね)

と呼ばれますよね??

どういう意味かと言いますと、

「除」というのは、古いものを捨て、
新しいものを迎えるといった意味があり、

1年の最後である大晦日は「除日」とされます。

このことから、大晦日の夜に鐘をつくので
「除日の夜」で

「除夜」

という事です。


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何回撞(つ)く?その理由は??

つく回数は煩悩(ぼんのう)の数

煩悩とは、簡単に言ってしまえば、
「本能」や「欲」といった人間だれしも
もっている迷いの心です。

俗に108個と言われますが、
人間の欲がたった108こで足りるのでしょうか??

沢山ありすぎて、
八万四千(はちまんしせん)

とも無限とも言われる私たちの欲ですが、

取りあえず108で回数を決めてないと、
無限だったら一生かけて鐘をつかないと
いけませんものね?(汗)

鐘をついて煩悩を1つ1つ消すなんて
話を聞いたことがあるかもしれませんが、

実際には欲を消すことは無理です。

欲には良い欲もあり、

・「子供に元気に育ってほしい」

・「親孝行したい」

・「夢にむかって受験勉強するぞ!」

・「家族の為にがんばるぞ!」

これも言ってしまえば煩悩(欲)です。

 

人間である以上、煩悩はつきまとうものでは
ないでしょうか??
人間=煩悩といっても過言ではない気が
します。

除夜の鐘をついて煩悩を無くすまでは
いかなくても、
煩悩をしずめて心静かに一年を振り返る
機会にするのもいいですね?

そして、年が明けたら
神社へ初詣にいき、

「今年もみんなが元気に過ごせますように」

なんてを祈るのは、とっても人間らしい
煩悩の成すワザではないでしょうか?(^-^;
(良い欲ですけどね?)

 

浄土真宗の考え方でいえば、

煩悩が次から次へと湧き上がる
欲の深い自分が真実のわが身である

という事を認める(気づく)ことが
仏縁のスタートラインであるとも言われます。

そんなわが身を救ってくださるのは、
他でもない「阿弥陀様」と改めて感じる事が、
除夜の鐘をつく意味にもなるのではないでしょうか??

煩悩に対する考え方は宗派によっても
違います。

煩悩を消し去る事を目的として修行を
される方もいらっしゃいます。

ご自身の心や1年を思い起こして
どんな風に鐘をつくかは、
結局のところ、人それぞれだと言えますね?

お寺によっては、108回と決めず、
200回以上も撞くところもあるそうです!

108という数字はどこから出てきた??

諸説ありますが4つご紹介します!

 


諸説その1

人には感覚を生じさせることで
迷いを起こさせる六根があり、
眼・耳・鼻・舌・身・意)があります。

そして、今の六根それぞれに

・好(気持ちが良い)

・悪(不快)

・平(どちらでもない)

の3種をかけた18の煩悩があると
言われています。

そこにさらに

・浄(きれい)

・染(きたない)

の2種をかけて36

さらにさらに過去・現在・未来
の3種の時間をかけると

108

ということになるそうです。
算数の式みたいです。
よく考えられていますね?

 


諸説その2

煩悩は死苦八苦という言葉から

四苦 4×9=36

八苦 8×9=72

この二つを足して108という説。

(この説は分かりやすくて、
算数の先生がついでに授業でおしえる
定番だったりします。)

 


諸説その3

1年における月の数(12)と
二十四節気(24)と
七十二候(72)を足した数と言われています。

 


諸説その4

昔から日本では、「沢山の」という意味合いで
8という数字をつかっていました。

例えば八百万の神も実際には
八百万もいるわけではなく、

「それくらい沢山!」という意味です。

煩悩の数もすごく沢山といった意味合いで、
108がつかわれると言われています。


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大晦日のお寺では除夜会があります!

浄土真宗の多くのお寺では、
大晦日の午後11時頃から

除夜会(じょやえ)という法要が
あります。

過ぎ行く1年を振り返り、本堂では
「正信偈」をお勤めして、
11時30分あたりから「除夜の鐘」を
撞き始めるところが多いです。

本堂には門徒の方が多くお参りして
みんなでお勤めをするのですが、
外に出ると、「除夜の鐘」を
目当てに一般の方も多く並んでいたりします。

普段はお寺にお参りしない方も、
除夜の鐘だけは撞きにいらっしゃる方も
たくさん来られるようです。

まとめ

joyanokane_yuki
出典:4.bp.blogspot.com

除夜の鐘を聴いたり、
撞いたりすると、なんだか心が
静まる気がしますね?

一年を振り返り、感謝して、
来年の新しい年を迎える心の準備
ができるのではないでしょうか?

なお、煩悩をはらう目的でつくのなら
大晦日の内に108回ついてしまうものと
考えますが、

実は、大晦日の内に107回撞いて、
年が明けた新年に108回目を撞くのが
正式な撞き方とも言われてます。

その年の煩悩に惑わされないように
という意味があるそうです。

一年を振り返り、良い年が迎えれるよう、
自分の心を見つめる良い機会になりますね!

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