数珠の選び方・房の種類は男女で違う?浄土真宗用おすすめは?

数珠の選び方・房の種類は男女で違う?浄土真宗用おすすめは?

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急なお通夜・葬儀や法事へ出席する場合に
必需品なのが「数珠(じゅず)」です。

浄土真宗の場合では「念珠(ねんじゅ)」と
呼ぶことの方が多いのですが、

選ぶ時に最低限知っておいてほしい
男性用・女性用の違い、一連や二連の念珠など、

浄土真宗の宗派にはどんなものがいいのか?

合掌の時のかけ方・持ち方の作法や
マナーもあわせた数珠・念珠の基礎知識をお話ししたいと思います。

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浄土真宗の数珠・念珠の種類と選び方

出典:http://www.goensan.com

宗派によって数珠・念珠の種類が違ってきますが
ここでは浄土真宗の場合に何を選べばいいのかご紹介します。

 

本式か?略式か?

 

「本式数珠」とは宗派の正式な数珠の事を言います。

「略式数珠」とは日蓮宗以外のどの宗派でも使えるように略式化された数珠です。

 

数珠の通販サイトなどでは「本式・略式」と
区分がされていて、何を選べばいいか迷う人も
多いと思いますが、

浄土真宗の正式な念珠は、
男性が一連の念珠で、女性は二連の念珠です。

ちなみに、色んな浄土真宗の本を調べてみたり、
当サイト管理人のお寺参りをした経験から
門徒さん達の念珠を思い起こした結果、

ほぼ全員一連の念珠でした。(男女ともに)

二連の念珠はというと、ご住職さんや
女性で少数いらっしゃるようでした。

 

男性用と女性用の房の違い

 

大人になったらきちんと自分用の念珠を
用意したいですよね?

男性用と女性用の念珠では、
珠の材質の違いや色・大きさで大体わかりますが、

房の形状に特徴があります。

 

男性用は「ひも房」を用います。

女性用は「切り房」を用います。

 

なお、梵天房(ぼんぼり)は避けた方が
無難です。

ただ、念珠によっては男性用でも切り房が
用いられたりしているので、
必ず上記のような区別がされているわけではありません。

 

色や材質に決まりはある?

 

浄土真宗で決まりがある色や材質はありません。

基本的に好きな珠の色や房の色を選んで大丈夫です。

派手な色の念珠は葬儀の場にふさわしくない
というのは俗習とされますので、
どんな色でもかまわないのが浄土真宗の基本的な傾向です。

水晶や琥珀などの材質は昔から人気が高く、
最近ではパワーストーンのお店でよく見かけるような
石などの素材で作られた念珠も増えています。

 

数珠・念珠の珠の数は108が基本?

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よく数珠・念珠の珠の数は人間の煩悩の数である
108個だと言われますが、

手の大きさにあわせて作られたり、
珠の大きさによって数も変わってきますし、

108の約数である54・27・18などの数だという
決まりもありません。

浄土真宗では念珠は煩悩を滅する為の
道具ではありませし、念仏を何回言ったかを数える為でもなく、

ただ、合掌礼拝する時の礼儀として用いる法具です。

 

浄土真宗・本願寺派の念珠のかけ方

 

合掌する際に宗派によって数珠・念珠を
どのように手にかけるか大きな違いがでますが、

浄土真宗・本願寺派(通称:お西)は、
合掌の際には両手に掛けて親指でかるくおさえます。

 

珠をこすりあわせて音を鳴らしながら読経したり、
念珠を手のひらの中で握りしめたりするようなことは
浄土真宗ではしません。

 

正しい合掌・礼拝(らいはい)の作法

 

 

1・念珠を手にかけて、
合掌は胸の前で両手をあわせます。

のばした指先が上体と45度の方向にくるようにして
お念仏を称えます。

合掌の際には声に出して
「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)」です。
ご住職さんや門徒さんでは
「なんまんだぶ‥」という方も多くいらっしゃいます。

2・礼拝(らいはい)は、
念珠をかけて合掌した
その姿勢から上体を45度前に傾けます。

その後、おもむろに下げた頭を元に戻します。

数珠・念珠の扱い方の注意点

 

よくあるのが、座布団に座っている人が
念珠を床や畳の上に直接置いてしまっているパターンです。

人が歩くような場所に置くことは避け、
雑な扱いはしないようにしましょう。

(※聖典も同様です)

合掌で使う時以外は、房を下にたらして左手に持ちます。

手首に通して持つのは正式な作法としては誤りです。

また、子供が人差し指に通して
クルクル回して遊ぶのもよくありますが、
仏さまを拝む大切な法具なので、注意しましょう。

もし念珠が切れてしまったり、修理が必要な時は
仏壇店などで修理してもらえます。

 

まとめ

 

数珠・念珠を選ぶ際の基本的な知識と
合掌の時の持ち方、扱い方の作法をお話ししました。

正式な門徒用の念珠としては
男性で一連の念珠・女性で二連の念珠でした。

色や珠の材質は好みによって決められて構いません。
無難なものがいいのであれば、
オーソドックスなものを選ぶのもいいですね?
木(さくら・けやき など‥)を使った珠だと
使うにつれて風合いが出てきますし、どんなシーンでも使えて重宝します。

房は男性が「ひも房」女性は「切り房」でしたが、
男性用でも切り房の場合もあるようです。
(以前、お寺から頂いた男性用の念珠はきり房でした。)

合掌の際の念珠のかけ方は両手にかけて親指で軽く押さえますが、
同じ浄土真宗でも「真宗・大谷派(通称:お東)」
では念珠のかけ方が違うようです。

読経中や、法話を聞いている間に、ついつい念珠を
下に置いてしまったり、
お子さんが乱暴に扱う事もよく見受けられますが、

法具として大切にすることを
「門徒の心得のひとつ」として、
念珠の扱いに気を付けていきましょう。

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