通夜・葬儀

日本で1番人気のあるお葬式は?家族葬や一般葬の違いは?

「お葬式の種類」

ということで、「葬儀」のテーマに移って
お話ししていきたいと思います。

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お葬式にはどんな種類がある?

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出典:4.bp.blogspot.com

 

みなさんが、喪主になったと仮定して

「では、どんなお葬式にしますか?」

と聞かれたら、どう答えるでしょうか?

「うちは代々、一般的な仏式だ」

「故人がキリスト教徒だった」

など、すでに基本的なスタイルが決まっている
ことも多いのですが、最近では、

「家族葬と無宗教葬は、どう違うのですか?」

といった、やや焦点がずれた疑問をお持ちに
なる人も増えてきました。

これのどこが間違っているかと言えば、

お葬式の形式と規模を混同しているのです。

多くの人がこの点を誤解していますので、
一旦整理しておきましょう。

 

知っておいたほうが良いお葬式の形式と規模

 

まず、

・仏式
・神式
・キリスト教式(教会式)
・無宗教式

と言った区分けは、

お葬式の形式です。

これは、「宗教ごとのスタイル」と言っても
良いでしょう。

一方、

・直送
・家族葬・一般葬
・密葬

などは、すべて

「お葬式の規模」です。

こちらは「参列者の数」と言い換える事も出来ます。

つまり、

「形式」と「規模」を選ぶことで、はじめて葬儀社選び、
そして葬儀内容の検討へと進める

というわけです。

 

 

最近では家族葬が人気

 

形式は、故人が生前信仰していた宗教によってほぼ決まります。

もし、迷うとすれば、「無宗教式にするか否か」の一点でしょう。

一方、「規模」については、ある程度の知識が
ないと選べませんので、それぞれ解説します。

 

■直葬

病院などから火葬場の安置室に直接搬送し、
その場で短いお別れを行う
というものです。

他のお葬式よりもコストがかからないという理由で、
一部のメディアで持てはやされたこともありましたが、
実はあまりお勧めできません。


 

■家族葬

ご家族を中心としたごく小規模のお葬式です。
故人との関係が浅い人には声をかけない事も多く、
近親者のみでお別れを望むご家族にとっては
受け入れやすい形と言えるでしょう。

周囲にあまり気を遣わず、心行くまで故人を偲ぶことが
できるというメリットもありますので、
近年では、特に急増しています。

現在、日本で行われているお葬式は
家族葬が最も多く、

東京中心部では全体の7割を占めています。


 

■密葬

字面から「秘密で執り行う葬儀」と勘違いされがちですが、
そうではなく、著名人や有力者など、非常に多くの
参列者が見込まれる葬儀でよく見かけられます。

葬儀は基本的に
近親者のみで執り行いますが、

火葬を済ませた後、
日を改めて大規模な本葬や、お別れ会を

行う事が前提となります。

実質2回の葬儀を行いますので、準備期間が長くなり、
費用は当然かさみます。


 

■一般葬

文字通りここ20~30年ほどの間ごく
一般的に行われてきました。

故人の友人、知人、ご近所さん、会社関係者
そして、

ご遺族に関わりのあった人々も参加しますので、
家族葬よりも規模が大きくなります。


 

■社葬

企業の経営者や大手企業の役員などのお葬式であり
費用は会社が負担することになります。

 

まとめ

 

一般的な個人的のお葬式では、
ほとんどのご家族が、参列者の範囲や予算などを
考慮した上で、「家族葬」か「一般葬」を
選びます。

これに、宗教ごとのスタイル(形式)を選択すると
お葬式の大体の形が見えてきます。

ただし、「規模」の定義は、いずれも明確に
決まっているというものではありません。

葬儀社や宗教によっても扱い方が変わりますので、
ここでは参考程度にとどめて、具体的な内容は
葬儀担当者とご相談下さい。

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