家族が亡くなってからお仏壇を購入する
人が圧倒的に多いと思います。
でもそれではバタバタして大変ですね?
かといって誰も死んでないのに
お仏壇を購入する発想なんてちょっとどうなの?
って思います…。
今回のお話は
「お仏壇の購入時期はいつがいい?」
を解説していきたいと思います。
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誰も死んでないからお仏壇はいらない?
家族が死んでからお仏壇を安置する。
という考え方は、多くの方が
もっていらっしゃるのではないでしょうか?
この場合の「家族」という認識が、
今生きている人間だけ
に対してもたれているのが、ほとんどです。
でも、ご先祖様は誰にだっていますよね?
自分がこの世に生まれるまで
命のリレーがあったはずです。
「家族は誰も死んでない」
これは本当でしょうか??
自分達だけで生きているという認識をもった人が
多く、
それによって「まだお仏壇はいらない」
という考えに繋がっているのが現実です。
お仏壇は死んだ人や先祖の為にあるのではない
さっきの流れから言うと、
じゃあお仏壇はご先祖様の為にあるの?
となってしまいがちですが、
浄土真宗では先祖供養の為のお仏壇ではない
というお話をよくされています。
お仏壇というのは、読んで字のごとく
「仏様をご安置する壇」
のことです。
仏様とは、阿弥陀如来(あみだにょらい)
のことです。
よくドラマなんかで、お仏壇の前で
亡くなった家族に語り掛けるシーンが
ありますが、亡くなった故人を偲ぶ
事が間違っているとはいいません、
出典:s3-ap-northeast-1.amazonaws.com
ただ、本来のお仏壇というのは、
阿弥陀さまをご本尊とするものです。
(ご本尊※最も大切な信仰の対象)
私達人間の「悩み」「欲」「自己喪失」
などの、様々な迷いや苦しみをしっかりと抱きとめ、
決して崩れることのない
「安らぎ」を与えて下さる
というのが阿弥陀如来の働きです。
でも‥
お仏壇を買うと死人がでるって聞いたんですけど‥
そんな噂も確かにありますね?
そんな噂についてはこちらでご確認ください(^-^;
⇩
お仏壇は家族の精神的な基盤
出典:s3-ap-northeast-1.amazonaws.com
最近は、何世代にもわたって同じ家に住む事も
めっきり減り、
次々に新しい家が建ち、
若い人を中心に核家族化が進んでいます。
昔は、どの家にも必ずあったお仏壇が、
安置されていないケースが増えてきました。
「まだ誰も死んでいませんから‥」
「仏壇は、田舎の実家にありますから‥」
といった言葉が返ってくるのが当たり前のように
なっています。
心の問題が山積している最近のニュースを
見ていると、頭の勉強だけでなく、
心の勉強も必要なのでは?と感じます。
家族そろって、阿弥陀様に手を合わせる
事が、どれほど心豊かな家庭生活につながるか
わかりません。
ですから、
「まだ誰も死んでいない」
とか言わず、独立した家庭であれば、
お仏壇を安置してみてはいかがでしょうか?
この記事で我が家のミニ仏壇を紹介しています!
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まとめ
■お仏壇は、ご本尊、阿弥陀様を
ご安置するところ。
■お仏壇は、死者の為ではなく、
生きている私のためにある。
■家ごとにお仏壇を安置してはいかがでしょうか?