仏事

おはぎとぼたもちの違いは?お彼岸に食べる理由や由来

「おはぎ」「ぼたもち」は同じ?
という方も多いと思いますが、

「お彼岸に食べられるようになった理由」
とあわせて解説します。

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お彼岸におはぎやぼたもちを食べるのはなぜ?

出典:4.bp.blogspot.com

 

これは、江戸時代の初期の頃ですが、
当時砂糖は大変貴重なものでした。

これを食べられるのは、
大切な人へ振る舞う時だったり、
大切な節目の時だけでした。

そんな貴重な砂糖ですが、
「お彼岸」にも食べられていたようです。

「お彼岸」も、
当時から大切な年中行事として
考えられていたんですね!

そして、小豆(あずき)には、
赤い色が「魔よけ」の効果があるとされ、

小豆と、貴重な砂糖を煮て作ったあんこを、
お餅に付けておはぎにしました。

 

仏様・ご先祖様へお供えして、
後からいただくということから、
おはぎを食べる
習慣ができたということです。

 

 

「おはぎ」と「ぼたもち」の違いは??

 

おはぎを作る材料として、
小豆(あずき)がありますが、

小豆は4月~6月頃に種まきをされて、
9月~11月頃に収穫されます。

 

ぼたもちの特徴

 

3月の「春のお彼岸」には、去年の秋に収穫された、
皮の固くなった小豆を使用した為、皮をこして作った

こしあんでお餅を包んでいました。

春のお彼岸の時期には、
「牡丹(ぼたん)の花」が咲き、
それにちなんで

「牡丹餅」=「ぼたもち」と呼ばれました。

 

おはぎの特徴

 

11月の「秋のお彼岸」には、収穫したての、
皮のやらかい新鮮な小豆を使用して、

粒あんで、お餅を包んでいました。

秋のお彼岸の時期には、

「萩(はぎ)の花」が咲き、
それにちなんで「おはぎ」と呼ばれました。

 

お仏壇に使うロウソクなどにも、
季節の花があしらわれたりしています。

お彼岸には、牡丹の花や、萩の花が描いてある
ろうそくを使ってみるのも、綺麗でいいですね!

 

まとめ

出典:3.bp.blogspot.com

 

こんなに美味しそうなことばかり読んでいると、
無性に食べたくなります^^

お彼岸に、
おはぎ(ぼたもち)を食べる習慣

江戸時代頃に、年中行事のお彼岸のお供えとして、
貴重な砂糖と、魔よけの意味を持つ小豆を使って
作られたおはぎをお供えし、みんなでいただいた。

ということでした、

「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは、

ぼたもち

こしあんで作られるのが「ぼたもち」で、
3月の、春のお彼岸の時期に咲く
「牡丹(ぼたん)」の
花にちなんで「ぼたもち」と言われるようになった。

 

おはぎ

粒あんで作られるのが「おはぎ」で、
9月の、秋のお彼岸の時期に咲く
「萩(はぎ)」の
花にちなんで、「おはぎ」と言われるようになった。

ということでしたね!

今では花の咲く時期もズレてたり、
粒あんでもこしあんでも
「おはぎ」や「ぼたもち」と言ったり・・。

でも、昔の気候や、
小豆を収穫して手作りだったことを考えると、
由来にも納得ですね!

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