法名について

浄土真宗の法名(戒名)授与の値段は?おかみそり(帰敬式)とは?

浄土真宗では、法名を授与してもらう時に、
おかみそり(帰敬式=ききょうしき)
を行います。
浄土真宗では戒名とは言いません

今回はそんな「おかみそり」の儀式や
法名を頂く際に値段はいくらかかるのか?

といったお話をしたいと思います。

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おかみそり(帰敬式)で法名がもらえる!

出典:https://2.bp.blogspot.com

浄土真宗では「おかみそり」と呼ばれる
法名を貰える儀式があります。

正式な名は「帰敬式(ききょうしき)」と言って

ご本尊である阿弥陀如来や、

浄土真宗を開いた宗祖・親鸞聖人の御前で
浄土真宗の門徒として自覚し、

日々の暮らしの中でお念仏申す事を誓う

といった、門徒にとって重要な儀式です。

亡くなられた方へつける法名

亡くなった方は、手次寺のご住職が
ご門主(本山である西本願寺の代25代目)
に代わって法名を授けることになります。

通夜・葬儀には導師を勤めるお寺の
ご住職によって

「釋○○」

の三文字が付けられることが多いです。

浄土真宗ではその際に、
法名料なるものは通常必要ありません。

法名をいただくのは生きてるうちがいい?

門徒の方であれば、すでに法名をいただいて
いる方も多いと思います。

一般的には亡くなってから授かるものだと
思いがちですが、

実は生前にいただくのが本来の法名の在り方です。

帰敬式については、
本山である西本願寺(京都)で行われるのは
もちろん、

ご自身がお世話になているお寺でお願いを
すれば、案内をしてもらえるはずです。

「おかみそり」と言っても、本当に髪を
剃ったり切ったりするわけではありません。
(かみそりを髪に当てるふりをするだけです)

授式者は、申し込み用紙やお金の他に

・お念珠

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・聖典(お勤めがあります)

・門徒式章

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これらを忘れずにしましょう。

 

出家や僧侶になるためではありません

帰敬式(おかみそり)は名前だけ聞くと
頭を丸めて僧侶になったり出家をする覚悟が
いるかのように思う方もいるかもしれませんが、
違います。

自分が仏弟子として生きていく事を誓い、
浄土真宗という宗派を自ら選び、
自覚をもつ為の儀式です。

帰敬式で法名をもらうのはいくらかかる?

生前におかみそり(帰敬式)を授式して
法名を頂く場合は、

本山である西本願寺の場合

成人・10,000円  未成年5,000円

となります。

詳しくは

「本願寺ホームページ」
   ⇩
「参拝」(各種お申込み)
   ⇩
「帰敬式」

をご覧ください。

法名の文字を自分で考えたい場合

 

もし、法名の「釋○○」の二文字で
希望がある方は、2か月前までに所属寺院の
ご住職からの申請が必要となります。

その場合は申し込みの1万円とは別に
別途1万円が必要です。

詳細については、手次寺のご住職に相談
されるか、もしくは

本願寺の参拝教化部・帰敬式係

TEL   075-371-5181

FAX 075-371-7601

へご相談下さい。

 

まとめ

浄土真宗では「戒名(かいみょう)」
ではなく、「法名(ほうみょう)」
といいました。

そして、亡くなってから授かるのでは
なく、門徒の方は生前に法名いただいて、
仏弟子である自覚を持ちたいものです。

成人は10,000円

未成年は5,000円

でした。

文字の希望があれば別途10,000円が
必要となります。

頂いた法名は文字の意味を理解して、
なくさないように大切にされて下さい。

ご家族へも法名の事を知らせておくと
いいですね、
ご自身の葬儀の際に、生前に頂いた法名が
すぐに見つかるようにしておくとスムーズです。

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