お歳暮は広く知られていますが、意外にもお年賀については馴染みが薄いかと思います。
年末の「お歳暮商戦」という言葉は聞いても、年始には「お年賀商戦」なんて聞きませんよね?
そして、お年賀はいつまでにお寺へ持ってくものなのでしょう?
今では聞くことも少なくなった「お年賀」と「お年始」の違いもお話ししていきます
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「お年賀」と「お年始」の意味
お年賀とは‥お年賀は、お年始のご挨拶の際に持参する贈り物の事をいいます。
お年始のご挨拶に伺えない時には、その代わりにご挨拶をしたためて、「お年賀状」を贈るのです。
お年始とは?
お年始は、「一年の初めを祝う事」「年頭のご挨拶」です。
年の初めのご挨拶に訪問することを言います。
お寺へ年始のご挨拶に行くのはいつまで?
お寺にもお正月の法要があります。「元旦会(がんたんえ)」と言って、新年をお祝いする法要です。
年の初めにご本尊へ礼拝し、すがすがしい気持ちで新年を迎えます。
各お寺でも、そういった新年の集いをするお寺がたくさんありますので、ご自身がお世話になっているお寺で元旦会の法要がありましたら、是非お参りされて下さい。
そして、
修正会(しゅしょうえ)
と言って、本来は元旦から7日間にわたって行われるお勤めをいいます。
これは宗派やそれぞれのお寺でも行い方が違いますが、3日間だけ行ったり、元旦だけだったりと、お寺によって違うようです。
これらにお参りされる場合も、お寺によっては行わない場合もありますので、ご住職等に確認されたほうがいいですね?
できればその時にお参りして、お年賀をお供えするのもいいとは思います。
1月7日前後が大体の「お年賀」の時期でしょう。
あるご住職さんが「門松が立っている間はお年賀」ともおっしゃっていました。
それほど神経質にならなくても、1月上旬をめどに新年のご挨拶をされたらいいですね?
まとめ
さいごにまとめますと、お年賀は、新年のご挨拶の時に贈る「贈り物」のことをいいました。
お年始は、年の初めのご挨拶に訪問することをいいます。
そして、お寺への「年始のご挨拶は」1月7日前後、もしくは門松が立っている時期、または、1月上旬に
元旦会(がんたんえ)や修正会(しゅしょうえ)が行われるならお参りし、お年賀をお供えするといいですね?
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