行事

西本願寺やお寺の年間行事は?初めて行くのにおすすめの法要とは?

お寺の法要や、年中行事に
参拝(参加)してはいかがでしょうか?

個人的にご挨拶に出向くわけではないので、
他の門徒さんに紛れてお寺の様子や、
ご住職や講師さん
(他のお寺からお話をしに来られる僧侶の方)
の楽しくて為になる法話に耳を傾けるのも
よい縁になると思いますよ?

それでは、一年間の主なお寺の法要と年中行事を
ご紹介します。

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元旦会(がんたんえ)

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出典:3.bp.blogspot.com

元旦 新年をお祝いする法要、
年の初めにご本尊に礼拝し、すがすがしい気持ちで
新年を迎えます。

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報恩講(ほうおんこう)

宗祖(浄土真宗を開いた人)親鸞聖人(しんらんしょうにん)の
ご命日(1月16日)にあたって、
聖人のご遺徳を偲ぶ一番大切な法要です。

まだ門徒になって、お寺へお参りしたことがないといった方は、
浄土真宗で1番重要とされる報恩講へ行かれることをお勧めします。

西本願寺(浄土真宗・本願寺派の本山)では、
1月9日~16日まで、
「御正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)」が営まれます。

よく門徒さんやご住職が「ごしょうき」と略して言っているのを
聞いたことがありますが、

一般のお寺では、少し早くからするところもあり、
10月から1月上旬に営まれます。

この報恩講は、色んな呼び方があって、先ほどの「ごしょうき」
の他に、
取り越して早めに行うところでは「おとりこし」
「おひきあげ」

七日間行われることから
「お七夜(ひちや)」
かわいらしく
「ほんこさん」

などと、呼ばれています。地域によっては門徒のお宅で
行われるところもあるようです。

(詳しい内容はこちらです)
   
浄土真宗の報恩講の由来は?西本願寺やお寺での日程や勤め方は?

彼岸会(ひがんえ)

3月・9月の春と秋のお彼岸につとめられる法要です。

「彼岸」とは、悟りの世界をのことで、
その悟りの道を歩める「み教え」を聞かせていただく
事を喜ぶ機会です。

一般のお寺でも彼岸法要としてつとめられますし、
本山の西本願寺でもつとめられます。

(お彼岸の詳しいお話しはこちらです)
      
今年の春・秋の彼岸はいつ?彼岸の由来と成り立ち

お彼岸のお布施の金額の相場は?お供え物やお返しでおすすめは?

花まつり

4月にあるのお釈迦さまのご誕生を
祝う行事です。

お釈迦さまの像に甘茶(あまちゃ)をかけて
お祝いします。

子供たちが多く参加する行事で華やかで楽しい
お祭です。

(花まつりについて)
   
お釈迦様の誕生日はいつ?花まつりの別名やお祝いの方法とは?

宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)

5月21日の親鸞聖人のお誕生日を祝う法要です。

この日や前後の日に法要をつとめ、
お寺によっては趣向を凝らしたお祝いの行事が
催されます。

本山・西本願寺では、5月20日、21日につとめます。

盆会(ぼんえ)

7月、8月の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の略です。

亡き人を偲びながら、み教えを聞くご縁としてつとめます。

お盆の時期はお寺さんも忙しく、門徒宅へお参りする
地域もあります。

(当サイト管理人も、実家でお盆のお仏壇の準備を整えて、
お盆の間にお寺さんが、門徒宅を一軒ずつお参りして
下さるのを、いつ見えられるのかな??
と、ドキドキして毎年待っております。)

本山・西本願寺では、8月14・15日につとめられます。

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永代経法要

永代にわたってお寺で経典が読み伝えられることを
「永代経」と言います。

永代経の懇志(こんし)=(お布施のこと)
は、お寺が永代に渡って護持され、
お念仏のみ教えがますます広まるようにとの心で
お納めします。

本山・西本願寺では毎日つとめられます。

 

除夜会(じょやえ)

大晦日、あるいその前に、
1年の締めくくりとしてつとめられます。

仏前で、1年を振り返り、新しい年をむかえましょう。

本山・西本願寺では、12月31日につとめられます。

(除夜の鐘について詳しくはこちら)
       
大晦日の除夜の鐘は何回つく?煩悩の意味や数とお寺の除夜会とは?

 

この他、12月の法要と言えば、

「成道会(じょうどうえ)」(12月8日=釈迦が
さとりを開かれた日)

「涅槃会(ねはんえ)」

(2月15日=釈迦が亡くなられた日)などをつとめる寺院
もあります。

まとめ

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各お寺が上記の全ての法要をつとめているわけでは
ありません。

そして、お寺によって催しは本当に様々で、
そこはご住職のカラーや、地域性も見て取ることが
できますね?

1番重要な「報恩講(ほうおんこう)」は、門徒にとって
1番盛大に行う法要です。

いつもお参りの時は「お念珠」は必ず忘れずに。

そして、「聖典」をお持ちならお勤めを一緒に
される時に必要ですので、用意されて下さい。

(聖典は、お寺に貸し出し用でおいてある場合もあります)

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