お寺へのお年賀は喪中や忌中は控える?年始の挨拶の注意点は?

お寺へのお年賀は喪中や忌中は控える?年始の挨拶の注意点は?

お世話になっているお寺へ
年始のご挨拶と一緒に、お年賀を渡したりしますが、

毎年ご挨拶に行くつもりでも、
悩んでしまうのが
「お葬式をした翌年のご挨拶」です。

今回は、
お寺のご家族が亡くなってお葬式をされた場合と
自分の家族が亡くなってお葬式をした場合の
どちらにも共通する
「お寺への新年のご挨拶」
のお話しをします。

(あわせて読みたい記事)
     

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忌中や喪中を気にするのは一般常識なの??

thumbnail_engi_mark出典:4.bp.blogspot.com

お世話になっているお寺への年始のご挨拶は、
門徒(もんと:浄土真宗を信仰する人)
にとっても、お寺側にとっても、
1年のお付き合いスタートですので、
きちんと行かれる方も多いのではないでしょうか?

しかし、世の中の風習で、家族が亡くなった翌年の
お正月は派手に過ごさないとか、年賀状を送らないとか
「明けましておめでとうございます」
とは言わないという俗習があります。

これは、「忌明け前」とか「喪に付す」と言って
家族に死人がでた家では、一定期間
華やかな場に出向いたり、お祝い事を控えるなどを
するのが一般常識のように浸透しています。

nomikai_goukon出典:1.bp.blogspot.com

でも、これって無理があると思いませんか??

例えば、実父、実母が亡くなったとします。

一般的に「忌中」の期間は約50日
(49日法要まで)

そして、「喪に付す」の期間は約1年
(一周忌まで)

とされています。

細かく言うと、続柄によって
この期間は違うのですが、おおむね上記の通りです。

しかし、会社では送別会などの飲み会があったり、
親戚の結婚式が決まっていたり、
子どもの七五三があったり‥。

 

現実は待ってはくれません。
悲しくても世の中はいつも通りに動きます。

 

世間一般ではこの期間を守ろうとして
結婚式やお祝い事、飲み会等を欠席しようか否か
迷う方が多いのですが、この判断が難しい所です。

そして、

喪中や忌中の由来は「神道」から来ています。

死=穢れ(けがれ)としてとらえ、忌中の間は
殺生しないとか神社に参拝しないとか‥。

こういった事に詳しくない人にとっては、
実生活と信仰心の間で困ってしまう人も
多いのではないでしょうか??

 

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浄土真宗では喪中・忌中は関係ない??

 

忌中や喪中は、浄土真宗では否定しています。

浄土真宗の教えでは「死即往生」と言って、
亡くなった方は、「阿弥陀如来によって死と同時に
お浄土(じょうど=極楽)へ生まれて仏さまとなる」

という教えです。

故人はすでにお浄土へまいられ、み仏となってます。

なので、残された家族は悲しみの中であっても、日常生活を
普通に送って問題ありません。

お祝い、飲み会、お正月、年賀はがき、なんでも
OKなのです。

(自由すぎてびっくりされることが多い浄土真宗です)

 

お葬式があっても年始の挨拶・お年賀はOK

 

あるお寺のご住職の、こんな話がありました。

うちのお寺では、母が亡くなり、
翌年のお正月は、
門徒さんの間で年始のご挨拶を控える方が多く、
普段よりも静かなお正月でした。

と‥。そのご住職も、

浄土真宗には忌中も喪中も
ないのだから、いつも通りに年始のご挨拶に
来られて大丈夫ですよ?

とおっしゃっていました。

 

また、逆もしかりです。

ご自身のご家族が亡くなって、お寺から
ご住職に下がってもらい、お葬式をしたとします。

そして、翌年のお正月に「我が家は喪中だから」
といってご挨拶を控えるのは、門徒としては
矛盾していることなのです。

無理にでもご挨拶をしないといけないわけでは
ありませんが、葬儀でお世話になったのであれば、

「〇○と申します、
昨年は(父・母など)の葬儀でお世話になりました、
ありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。」

と言って、お年賀をお渡しする方が
いいかもしれません。

(お寺へのお年賀の品や、熨斗・水引についてはこちら)
        
お年賀をお寺に贈る際の品物は?金額の相場と水引やのし袋の種類は?

 

まとめ

出典:2.bp.blogspot.com

 

お寺の事はなかなか敷居が高くて
関わりにくいといった方も多くおられますが、
ご住職の方は、わりと面白くてお話上手な
方が多い印象です。

門徒だからといって、浄土真宗の教えを
きちんとわかっていないといけないかというと、
そうではありません。

基本的な事は教えてもらえますし、
その為のお寺でもあります。

お年賀も、お葬式の有る無い関わらず、
どうぞ参られてください。新年の法要も
お寺であります。

元旦会(がんたんえ)や修正会(しゅしょうえ)です。
(この事はこちらでお話ししています。)
        
お年賀をお寺に持っていく期間はいつまで?お年始との違いは?

 

お寺によって、お正月の法要や、お年始の過ごし方は違いますが、
近年はお年賀を持って年始のご挨拶に来る門徒さんも
少なくなってきているようです。

あなたが年始のご挨拶でお参りを考えているのであれば、
是非お参りされて下さい!

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