お通夜まで自宅で遺体を保存管理する注意点と同じ部屋に寝てはいけない理由

お通夜まで自宅で遺体を保存管理する注意点と同じ部屋に寝てはいけない理由

今回は、ご家族のご遺体を自宅等へ搬送した
後の

「ご遺体安置後の注意点」

をお話しします。

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ご遺体安置で忘れてはいけない事

 

ご遺体の管理は、基本的に搬送をお願いした葬儀社に任せますが、

ご家族は何もしなくてよいかと言えばそうではありません。

安置後に一番気を付けなくてはならないのは、
ご遺体の冷却と保存です。

 

ドライアイスだけでは不十分です

dryice出典:2.bp.blogspot.com

 

ご遺体の腐敗を防ぐためには、

ドライアイスと室温管理による冷却の配慮

が欠かせません。

ドライアイスによる冷却処置は葬儀社がしてくれますが、

とくに搬送だけを依頼した場合は、
念のためにご遺体にドライアイスが当たっているかを確認してください。

しっかり当たっていれば、少なくとも半日以上は
冷却が持続しますので、
この間に葬儀社を検討しましょう。

ただし、

ドライアイスはご遺体に触れている面の腐敗を
遅らせる事が目的であり、

空気の温度を下げるわけではありませんので、
室温管理も合わせて行う必要があります。

春や夏は、すべての部屋の窓と、カーテンを
閉めて、冷房を最低温度に設定します。

一方、秋や冬は、全ての部屋の暖房を切ってください。

最近の住宅は気密性が高いため、ご遺体を安置した
部屋の暖房を切っただけでは隙間から暖気が流れ込んで
室温が上がってしまうからです、

真冬などは、とても寒くなりますので、
しばらくは家の中でも厚着で過ごしましょう。

また、ご遺体を安置した部屋で眠るのは絶対に
避けましょう!

ドライアイスが発する二酸化炭素は空気よりも重く、
部屋の下方に溜まりますので、
うっかり寝てしまうと、
急性二酸化炭素中毒に陥り、時には死に至る危険性もあります。

 

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ご遺体にクリームやオイルを薄くぬって保湿する

 

最近では、看護師が「エンジェルメイク」
といって、死化粧を施す病院も増えてきました。

「せめて死に顔は綺麗に」

という気持ちは分かりますが、

実は、メイクが原因でご遺体の見た目が悪化することもあります。

例えば、パウダーファンデーションを塗ると
ご高齢の人ほど時間とともに皮膚から水分が失われ、

お葬式の頃にはすっかり乾いてガサガサになってしまいます。

お葬式が終わるまでご遺体を綺麗な状態に保つためにも

とくに乾きやすい唇やまぶた、まつ毛の生え際を中心に、

耳や首などにもオイルやクリームなどを薄く塗って

しっかりと保湿をしてあげて下さい。

 

まとめ

ひと通り終わったら、
宗派(浄土真宗、曹洞宗など‥)によっては
ご遺体の前で僧侶がお経(枕経)を
上げますので、一息ついたらお寺へ連絡を入れましょう。

もし、普段からお世話になっているお寺が無い場合は、
葬儀社を通して紹介してもらえることもあります。

お通夜や、お葬式が始まるととてもあわただしいので、

ご自宅で、ご家族と過ごす最後の時間に、
ご遺体へ「冷却」「保湿」をして差し上げるのは、
愛する人への最期の看護ではないでしょうか?

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