姻族関係終了届(死後離婚)でも夫の遺族年金は妻がもらえる?

姻族関係終了届(死後離婚)でも夫の遺族年金は妻がもらえる?

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死後離婚とも呼ばれる「姻族関係終了届」ですが、
夫の死後に、もし姻族関係終了届を提出した場合、

亡くなった夫が掛けていた年金はどうなるのでしょうか?
義理両親や親戚とは縁を切っても
遺族年金は自分が受け取りたいものです。

今回は姻族関係終了届を提出した場合の
遺族年金種類や受け取り資格についてお話ししたいと思います。

(姻族関係終了届とは?)
     
旦那の死後に離婚?旧姓に戻さず義父母や親戚と縁を切る方法

 

姻族関係終了届を提出しても年金は受け取れる?

出典:3.bp.blogspot.com

 

仮に夫が亡くなったとして考えた場合、
亡くなった夫が掛けていた年金は
姻族関係終了届を提出していても
条件がそろっていれば配偶者が受給できます。

 

遺族年金(いぞくねんきん)とは

 

遺族年金とは、国民年金法と国民年金法等を元に
被保険者が死亡した際に
残された遺族に対して支給される公的年金の事です。

 

遺族年金の種類

 

・遺族厚生年金

・遺族基礎年金

の二種類が運営されています。

遺族年金とは、家計の稼ぎ頭(大黒柱)の人が
亡くなった場合に遺族に対して支給されますが、

ご自分が受給資格があるかどうか確認する必要があります。

 

遺族年金の種類一覧表(夫が亡くなった場合)

 

死亡者 対象の人 支給種類
自営業 18歳未満の子を持つ妻 遺族基礎年金
自営業 子の無い妻

死亡一時金

寡婦年金

会社員
公務員
18歳未満の子のある妻

遺族基礎年金

遺族厚生年金

 会社員
 公務員

 子の無い妻
(40歳未満)

 遺族厚生年金
 会社員
 公務員
 子の無い妻
(40歳~
65歳)
 

遺族厚生年金

中高年齢寡婦加算

 

遺族年金需給者の優先順位は?

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姻族関係終了届を出すような場合では、
旦那家族とは今後の付き合いをしないといった意思表示
をしたも同然です。

夫が亡くなった場合で、義両親や親戚にも
遺族年金の受給資格があるとややこしいことになりそうですね?

遺族基礎年金と遺族厚生年金の2種類あると説明しましたが、
それぞれの受給者資格の優先順位としては以下のようになります。

 

遺族基礎年金が受給できる遺族の条件

 

遺族基礎年金を受給できる遺族の条件は
亡くなった人によって生計が維持されていた
「子供のいる配偶者」または「こども」です。

※こどもの条件は、
・18歳到達年度の3月31日を経過していない子供
・20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の子供

生計が維持されていたと証明するには
原則として遺族の年収が「年収850万円未満」
であることが要件です。

そして、亡くなった人と同居していれば
生計が同一であると言えるので、
「生計の同一」の証明は心配ありません。

 

遺族厚生年金が受給できる遺族の条件

 

遺族厚生年金を受給できる遺族の条件は、
亡くなった人によって生計を維持されていた
以下の遺族です。

優先順位を番号①から高い順に見てみると、

 

①配偶者または子供

②父・母

③孫(子供と同じ制限があります)

④祖父母

 

①の配偶者または子供は、遺族年金と遺族厚生年金の
両方を受給することができます。

遺族基礎年金では子供がいない配偶者は受給できませんでしたが
遺族厚生年金は子供がいない配偶者も受給が可能です。

ただし、受給する配偶者が30歳未満の妻だったら
5年しか受給できず、55歳未満の夫であれば
そもそも受給権がないことをよく確認しましょう。

そして②父・母や④祖父母には55歳以上の人が
60歳になった時から支給が始まるという
年齢の条件があります。

 

まとめ

出典:1.bp.blogspot.com

姻族関係終了届を提出しても戸籍上は
何の変動もないので、
条件を満たせば遺族年金を受け取ることが
可能でした。

今回は遺族年金の種類と受給者の
優先順位に絞ってお話ししましたが、

そもそも年金に加入していた配偶者が
(この記事では亡くなった旦那さん)
きちんと年金に加入して納めていないと
受け取れるはずの遺族年金は無いので、
故人が資格を満たしているのかも調べる必要が
あります。

配偶者は遺族年金の受給者としては
最優先でしたが、
一度故人の加入記録やご自身が受給者としてきちんと
該当するかなどを調べる事が大切です。

市区町村の役所でもある程度の事は
分かりますが、詳しい事は
年金事務所に問い合わせるのもいいと思います。

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