通夜・葬儀

冬の葬儀の服装でダウン・ストール・セーターは失礼?フードやボタンの色は?

寒い時期に通夜・葬儀・法事などに
参列する場合、
服装に悩む方が多くいらっしゃいます。

ダウンジャケットやダウンコート
暖かいけど着ても大丈夫なのかどうか?

今回は冬の礼服・喪服の防寒について
お話ししたいと思います。

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喪服の上にダウンはOK?


出典:1.bp.blogspot.com

豪雪地帯にあたる地域の場合は
特に寒さが厳しいので、
着用される場合があるようです。

本来のマナーでは黒いコートが
男女共に
理想ではありますが、

参列者も震えながら葬儀会場まで来るよりも
寒い冬の葬儀では、臨機応変に対応されて
大丈夫だと思います。

ただし、会社関係の社会人として参列する
葬儀などの場合は、黒いコートが良いでしょう。
ダウンではカジュアルすぎて相応しくありません。

最近のダウンはリバーシブルになっている
ものも多く、
会場に入って脱いだ際に、裏が派手
だったりするものは注意しましょう。

色は

・黒

・紺

・グレー

辺りだと無難ですが、

身に着けるものに厳しいしきたりがある
地域では、
つやのある素材が好ましくない
言われるかもしれませんので、
生地に光沢があるものは少し注意です。
ダウンそのものが良くないと言われるかも
しれません。

判断に迷うようであれば、
年長者の方に相談してみるのが
一番良いと思います。

あくまでも葬儀会場までの着用で、
室内に入れば脱ぐものなので、
中にきちんとした喪服を着れば大丈夫です。

受付で上着を脱いで預ける場合もありますが、
大き目の袋を用意しておいて、
入り口で脱いで袋にいれておくと
始末が良いと思います。

寒がりだからと言って、式場内でもダウンを
来ているのは非常識なのでやめましょう。

女性が葬儀の際にダウンを着ているのは
ほぼ見かけたことがありませんので、
男性に多くみられる服装だと言えるでしょう。

喪服の上からストールは大丈夫?

これは女性の場合のお話しですが、
ストールも、ダウンと同じように
屋外で着用する分には失礼にはあたらない
と思います。

ただし、寒いからと言って式場内やお焼香の
際にも着用したままはやめましょう。

女性は喪服がスカートの場合が多いので、
足元が冷える場合には、
席に座った際にひざ掛け程度にするのは
大丈夫です。

ただし、柄物や総(ふさ)がついたもの、
キラキラした飾り、ラメの生地はNGです。

・黒

・紺

・グレー

の無地であるならおおよそ大丈夫だと思います。

セータ―は着ても大丈夫?

男性の場合ではジャケットの下に
着る方もいらっしゃいますが、

寒さに弱い方が(年配の方)
セータ―やベストを着用されているのを
見かけたことがあります。

ただし、なるべくシンプルにすっきりと
着こなすのが礼服です、

インナーを保温性のものにしたり、2枚重ねで
着たり、貼るホッカイロも重宝します。
(特にお寺が会場の場合は寒いです)

葬儀の場では、なるべくなら着用しない方が
良いので、セーターを着るよりも
インナーを工夫された方が良いでしょう。

フード・ボタンなどの小物の注意点

ダウンジャケット(コート)などの
上着にフードが付いているものは、

取り外しができるのであればなるべく
無い方がいいでしょう。
フードにファーが付いているなら尚更です。

動物の毛を連想させるものは避けます。

なるべくカジュアルにならないのが
せめてものマナーです。

ボタンも金色やカラフルなものであれば
その服は葬儀の場にはふさわしくありません。

どうしても他に着るものが無いという
緊急の場合なら仕方ありませんが、
社会人であるならば、

安くてもいいので、
1つ無地の黒いコートを持っていれば
迷う事もありませんね?

まとめ


出典:3.bp.blogspot.com

基本的には、冬場の寒い葬儀の際には
一般的に喪服(礼服)の上に
黒い無地のコートが一番です。

ご遺族の心情にも配慮して、安易に
カジュアル・派手な服装はやめましょう。

しかし、自分の服装ばかり気にしたり、
周りの人の服装をこまごまとチェックする
事よりも、一番大切なのは

故人・ご遺族に対して心から哀悼の意を表す
事です。

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