浄土真宗の僧侶の呼び方は住職やお坊さん?お寺の言葉で正しい使い方は?

浄土真宗の僧侶の呼び方は住職やお坊さん?お寺の言葉で正しい使い方は?

お寺に関わることが少ない人にとっては
まず「呼び方」がよく分からなくて
困ったという方もいらっしゃるかと
思います。

僧侶の方、その奥さん、息子さん
といった、お寺のご家族に対して使う
「呼び方」があることを今回は
ご紹介したいと思います。

(あわせて読みたい記事)
     
浄土真宗とは何?お経の種類や教えの基礎知識を簡単説明

仏壇の花の飾り方は?法事で使う種類や色の選び方

法事のお仏壇にお供えするお菓子や果物は何がいい?お飾りの手順と方法は?

 

スポンサーリンク

無難な呼び方は?

出典:3.bp.blogspot.com

 

基本的には
「ご住職(ごじゅうしょく)さん」
が、広く浅い使い方としては便利ですし、
間違ってはいません。

しかし、この呼び方はかしこまった
少し堅い印象があります。

世間一般的なお寺の僧侶の方にも使える
呼び方で便利ですし、
「ご住職さん」と呼ぶには
大きな間違いもないと思います。

 

浄土真宗の門徒さんが普段の生活で何気に使う呼び方は?

 

お寺の門徒(もんと=浄土真宗を信仰する人)の方や、

もう少し砕けた呼び方をしたい人が使うのであれば、

便利なのが

「お寺さん」です。

ただし、
この呼び方は、ご住職さんに面と向かっては
あまり使いません。

というのも、「お寺さん」という呼び方は、
このサイトでも度々使ってきましたが、

不特定多数の
お寺のご住職さんに対しての呼び方でもあるからです。

 

門徒の人の正しい呼び方はこれ!

出典:4.bp.blogspot.com

 

門徒の方でしたら、
ご自分のお寺のご住職さんの事を、

ご院家さん」(ごいんげさん

と、親しみを込めた呼び方をします。

もしかしたら、お寺にお参りになった
事がある方なら聞いたことがあるかもしれませんね?

当サイト管理人も、子供のころに
家族が「ゴインゲさん」と言っているのを
聞いて、変わった呼び方だなと
感じていましたが、

いまではすっかり慣れて、ご院家さんと
呼ばせてもらっています。

話しかける際にも

「ご院家さん、
今日はありがとうございました‥」

と言ったような感じに使います。

地域によっては、

「ご院さん」

「院主さん」

と呼ぶこともあります。浄土真宗の
根付いたご家庭や地域の方は
こんな風な呼び方をされる方も
いらっしゃいます。

お寺は葬儀や法事だけの活動ではありません。
母子家庭への支援なども行われています。

このサイトを読まれて、もし困っている
ひとり親家庭の方やそれを知っている周りの方、

貧困家庭に、
お寺を通じて集まったお供え(食料や生活用品)を
おすそ分けできる活動にご興味のある方は是非ご覧になって下さい。
       
母子家庭の貧困にお寺が支援!おてらおやつクラブとは?

 

スポンサーリンク

こんな呼び方はNG!

 

ちなみに、お寺の僧侶の方を

「お坊さん」

と呼ぶのをよく耳にしますが、
少し失礼な言い方となってしまうので
使わない方が無難でしょう。

「坊主」

「坊さん」

はもってのほかです。

そもそも、浄土真宗の戒律としては
頭を坊主にしなくてよいので、
「お坊さん」といった言葉もそぐわない気もします‥。

髪の毛を普通に生やした方がほとんどです。

 

そして、ついつい使いがちなのが

「和尚さん(おしょうさん)」

です。

しかし、浄土真宗では「和尚さん」といった
呼び方はしません。

他宗派の僧侶の方には使うかもしれませんが、
浄土真宗のお寺では「和尚さん」といった
呼び方は聞いたことがありません。

 

お寺の奥さんの事は何て呼べばいい?

出典:4.bp.blogspot.com

 

ご住職さんの奥さんの事は、

「坊守さん」(ぼうもりさん)

と呼びます。

普通に「奥さん」と呼んでも差し支え
ありませんが、
門徒としてお付き合いしていく関係としては
世間一般の「奥さん」とは違って、

お寺(坊舎=ぼうしゃ)を守る
大切な役割をする方
なので、

「坊守さん」と呼んだ方が良いと思います。

 

よく間違われがちなのが、
「坊主のお守をする」=「坊守さん」
と思われがちですが、

本来の意味ではありませんし、いささか失礼な解釈です。

 

お寺の息子さんは何て呼べばいい?

出典:3.bp.blogspot.com

 

お寺の息子さん(主に未成年)で、
そのお寺の跡取りとなる方を

「新発意さん」(しんぽちさん)

と呼びます。

「しんぼちさん」と濁ったり、

「しんぽっつぁん」となまったりと、

地域によっても少し違いがあります。

「新発意」とは、

「新たに悟りを得ようという心を
発した者」

ということで、

僧侶になりたての者や
住職の継承者に用いる呼称です。

 

そして、お寺の跡取りの息子さんで、
成人されている方に対しては

「若院さん」(じゃくいんさん)

「若さん」

 などと呼びます。

門徒の間では、
お父さんの方の「ご院家さん」と
区別するために、

「若いご院家さん」ともよく呼ばれます。

 

まとめ

 

今回は浄土真宗のご住職さんに対する
呼び方をお話ししましたが、

ご住職=ご院家さん

奥さん=坊守さん

息子さん(未成年)=新発意さん

息子さん(成人)=若院さん

と、独特の呼び方がありました。

お寺や地域によっては、
ご住職さんを「お師匠さん」と呼んだり、
奥さんを「お庫裏さん」、
跡取りさんを「ぼんちゃん」など
ありますので、

迷った際にはそこのお寺の
ご住職の意向もありますので、
聞いてみられるとよいでしょう。

(あわせて読みたい記事)
     
浄土真宗の法名(戒名)の文字数は?院号がつくと値段が高い?

お仏壇のご飯のお供えは炊き立てを毎日?本願寺派と大谷派で作法が違う?

お仏壇のお餅の数はいくつが正しい?お供えする意味と仏具は?

スポンサーリンク

お寺カテゴリの最新記事