2019年1月17日に天皇退位・即位儀式の概要が決定しました!
気になる退位・即位の日時・場所・スケジュールと、式典(儀式)の内容、
参列者はどんな人物が選ばれ、何人くらい出席するのか?
そして、即位に伴う祝賀パレードに使われる車種も決定したのであわせてご紹介します、
日本の歴史に残る一大行事の詳しい内容を見ていきましょう。
天皇陛下退位・儀式の日時
~天皇陛下 退位日~
平成31年(2019)4月30日(火)
~退位礼正殿の儀~
(天皇陛下 退位の儀式)
午後5時~午後5時10分
場所:皇居 宮殿の「松の間」
平成28年(2016)の夏に、天皇陛下自ら国民にビデオメッセージでお気持ちを国民に語りかけ、2年後くらいまでに皇位を皇太子に譲位されたい事などを伝えられました。
陛下は高齢により、従来のように象徴天皇としての務めを果たせなくなりつつあるから、あと2年ほど(在位30年)で譲位したいご意向をにじませられ、問題提起をされたのです。
新 天皇即位・儀式の日時
~新天皇即位日~
平成31年(2019)5月1日(水)
① 剣璽等承継の儀
(けんじとうしょうけいのぎ)
(剣・曲玉などを新天皇が受け継ぐ)
午前10時30分~午前10時40分
② 即位後朝見の儀
(即位後初めて国民の代表に会う)
午前11時10分~午前11時20分
それぞれ皇居・宮殿の「松の間」で行われます。
退位・即位の儀式に参列できる人物や人数は?
4月30日の「退位礼正殿の儀」と、5月1日の「即位後朝見の儀」の参列者は、
三権の長(内閣総理大臣・衆議院議長・参議院議長・最高裁判所長官)や、国務大臣、地方公共団体の代表など330人余りとなっています。
5月1日の「剣璽等承継の儀」では、天皇陛下に付き添う皇族は成年の男性皇族のみとなっていますが、参列者に関しては、男女の区別なく三権の長や、国務大臣など26人としていて、憲政史上初めて女性も参加する見通しとなっています。
退位・即位の儀式にはドレスコードがある!
参列者にはドレスコードがあり、以下のような服装で参列する事になります。
天皇陛下退位の儀式の場合
(4月30日)
男性…黒無地モーニングコート・紋付羽織はかま(これに相当するもの)
女性…ロングドレス・デイドレス・白襟紋付(これに相当するもの)
新天皇即位の儀式の場合
(5月1日)
男性…えんび服・紋付羽織はかま・モーニングコートも認める
女性…ロングドレス・白襟紋付・これに相当するもの
こうしてみると、退位と即位では、慎みとお祝いの違いが服装にも表れていますね。
新天皇即位の祝賀パレードはいつ?
新天皇が即位を内外に宣伝する儀式である
「即位礼正殿の儀」が行われる日にあわせた祝賀パレードは
2019年10月22日(火)に行われると発表されました。
パレードで新天皇がお乗りになる車は、安全性や環境機能を考慮した結果、「トヨタ自動車」の「センチュリー」のオープンカーとすることが決まっています。
翌日の10月23日には、総理大臣夫妻の主催による晩さん会があり、各国の要人を含む約900人が千代田区のホテルニューオータニで開催することになっています。
天皇陛下在位30年式典で歌われる両陛下の歌
2019年2月24日に、東京千代田区の国立劇場で天皇陛下の在位30年の記念式典が行われますが、そこで歌手の三浦大知さんが歌を披露することになりました。
なんと天皇陛下が作詞・皇后美智子さまが作曲されたという、琉歌(沖縄の歌)ということで、その曲名は「歌声の響」と題され、両陛下の想いが込められた作品となっています。
まとめ
・天皇陛下退位は4月30日
儀式は「退位礼正殿の儀」
午後5時~午後5時10分
・新天皇即位は翌5月1日
儀式は2つ
①「剣璽等承継の儀」
午前10時30分~午前10時40分
②「即位後朝見の儀」
午前11時10分~午前11時20分
・「即位礼正殿の儀」と祝賀パレード
2019年10月22日(火)